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「iTMS」スタート!!
待ちに待ってたAppleの音楽ダウンロードサービス「iTunes Music Store」(以下「iTMS」)の日本でのサービスがついに開始されました。8月6日に開店する「Apple Store Shibuya」が「iPod」にフューチャーした店作りになっていたのと、4日に我らがiCEOスティーブ・ジョブズがイベントに合わせて来日ということで、もしやと思っていたのですが、やっぱり予感は的中しましたね。日本経済新聞のフライング記事も当たるときがあるんですね〜。
アップル、ついに国内で音楽配信サービスを開始--1曲150円に
アップルコンピュータは8月4日、日本国内において音楽配信サービス「iTunes Music Store」を同日から開始すると発表した。100万曲のラインアップを用意した。
引用先:CNET Japan:ニュース
心配だったDRMも、本国と同条件だそうで、台数無制限のiPod、最大5台のMac、Windows PCに転送でき、CDには回数の制限なくコピーがてきるそうです。かなり制限を受けると思っていただけに、これは嬉しい誤算でした。価格も1曲150円と納得できる手頃な価格に抑えられています。一部1曲200円の曲があるものの、順調に売れれば、一律150円になっていくでしょう。
楽曲提供数はいきなりの100万曲!! 頑張りましたね〜、アイチューンズ株式会社。
ただ、ざっと回ってみた感じでは、100万曲のうち、結構洋楽の占める割合が多そうですね。ちょっと邦楽ファンには、物足りない感じです。メジャーアーティスト関係は、まずまずといった感じなんですが、特にアニソン系は、現在放送中のモノを含めて、今の所ほぼ全滅に近い状態ですね。日本の音楽界は、意外とオタク系の需要も無視できない現状なので、「iTMS」メジャー化の為にも、早くラインナップに加えて頂きたいと思います。ただ、全体的には、ここ4、5年に発売された比較的新しい曲が多そうなんで、古い曲も順次追加されていくと邦楽もいい感じになってくると思いますね。
現時点で、「iTMS」には15社以上のレーベルが参加しているそうなんですが、大手レーベルで「Mora」の音頭取りのSMEや、ポニーキャニオン、ビクターあたりは参加していないそうです。電器メーカー系のレーベルは親会社に遠慮して参加を見合わせているのかなと、思っていたら、東芝EMIは参加してたりしてレーベルによって温度差があるみたいですね。
というわけで、早速「iTunes」から「iTMS」に接続。アカウントを作って、早速、クレイジーケンバンドの「GT」って曲を購入してみました。1-Click決済をONにしているので、あっさりとダウンロードされ、「iTunes」プレイリストに登録されました。後は「iPod」 に転送するなりお好きにどうぞって感じで噂どおり簡単操作です。こうも簡単だと、150円という価格も手伝って何も考えずに手軽に買ってしまいそうです。こんな感じで世界は「iTMS」にはまっていったのでしょうね。恐るべしApple。
なんか、Blog界の盛り上がりを見ていると、短期間のうちに「iTMS」のダウンロード数が、「Mora」のそれを上回りそうな予感がしますね。それが呼び水になって参加レーベルが増えてくるといいですね。今後に大いに期待!!