さて、早くも2回目のアップデートとなりました｢Mac OS X 10.4｣、今回で.1バージョンが上がって10.4.2になりました。まぁ、それにしてもペースが速い事、10.4.1の時、意外と早い時期に10.4.2のアップデーターが出かもなんて、冗談めいて書いたのが現実になってしまい、ちょっと困惑気味です。この調子でいくと、9月には10.4.3が出かもしれません。奇数月は｢Mac OS X｣のアップデート月なんて事になるかもしれません。まぁ、ソフトウェアアップデートのボタンクリックで後OKなんで、いつものごとく何も考えずに押しちゃうんですけどね。

今回、前回よりも容量が大きくなって44MBほどあります。大きな変更は、なんといっても｢Dashboard｣に管理画面がついたことですね。前回、応急処置で対応した｢Dashboard｣の脆弱性を完全にふさぐのと同時に、使い勝手を向上させました。この機能の追加により、簡単に削除できなかったウィジェットを削除できるようになり、悪意をもったウィジェットをネット経由で勝手インストールすることは難しくなったようです。ただ、ウィジェットの追加ボタンをクリックして、表示される先が英語サイトというのは、ちょっといただけませんね。日本のウィジェットサイトが、先日オープンしたのですが、対応できなかっただけ?と、今回は、好意的に捉えておくことにします。

次に、普通に使っている分には分からない部分なんですが、このOSの基幹部分であるカーネルが、xnu-792.1.5/Darwin 8.1.0からxnu-792.2.4/Darwin 8.2.0へ、システムのビルド番号は8B15から8C46へと更新さているようです。よく分からないですね。まぁ、素の部分の信頼性が向上したんだなというぐらいに思っておきましょう。

他には、無線LANのネットワークを持っていない人には関係ないのですが、｢AirMac｣の信頼性とセキュリティが向上したそうです。WPA-PSKの暗号方式として従来のTKIPに加えてAESにも対応したんだそうですよ。後、ファイル共有関連も改良されて、Windowsとの親和性が向上しているようです。Active Directoryとの接続ができるようなったみたいです。それ以外は、ごじゃごじゃとバグフィックスやら、ドライバの更新やらやってますね。

なんか、内容からすると、やっと｢10.4｣が完成しましたって感じに思えるんですけど、気のせいでしょうかApple様。このアップデートと前後して、周辺アプリ向けの結構な量のアップデータが出てるので、なんか自分の考えが当たってそうで怖いなぁ。