Electric product
「iPod」の発売はいつも突然。
油断していたら、新しくなった「iPod」の発売はいつものように突然始まりました。今回の目玉は、「iPod」のディスプレイがモノクロからカラーに変更された事ですね。今まで、モノクロは「iPod」、カラーは「iPod Photo」と区別されていたのですが、全機種カラー化で「iPod」に名称を統一したとのことです。カラー化によるバッテリーの保ちはモノクロ並みに改善されたようで最長15時間駆動が可能となったので、カラーディスプレイへの統一に踏み切ったって感じですかね。同時に値段も前のモデルに比べて安く設定されているのがうれしいですね。ただし、付属品は20GBモデルに合わせられてしまったので悲しいぐらいに寂しいモノになっていますが...。60GBの容量だけしか低価格モデルとの差がないっていうのも何だかなぁ。
アップル、新しいiPodを発表--全機種にカラーディスプレイ搭載
Apple Computerは、iPodの全機種にカラーディスプレイを搭載するともに、iTunesをアップデートしてポッドキャストをより簡単にダウンロードできるようにした。
引用先:CNET Japan:ニュース
まぁ、それでも20GBモデルが32,800円、60GBモデルが45,800円と、値段の差が13,000円と僅かなので、同じ寂しい付属品ならば、60GBモデルの方がお買い得かと思いますヨ。外付けハードディスク代わりに使おうと考えると、意外とこの40GBの容量差は大きいですよ。(20GBユーザーなのでひしひしと感じるんですヨ)
ただなぁ、省かれた付属品のDockとか、リモコンとか、後で買い集めたら意外と高く付くんですよね。あると便利な代物なんで、できれば「iPod オプションパッケージ」とか名付けて安くセット販売してくれるとうれしいんだけどなぁ。
で、意外と地味な変更だった「iPod」の替わりに「iTunes」が大幅にアップデートされて、ポッドキャスティング対応の機能が付きました。手軽に個人でラジオ番組が作れることでブログをやっている人を中心に盛り上がり始めているポッドキャスティングなんですが、「iTunes」が対応したことで、爆発的に流行しそうな気がします。自分はしないと思うけど...。
ただ、残念なのは、「iTunes」からアクセスできる、ポッドキャスティングポータル「iTunes Podcast Directory」が英語だということなんですよね。「iTunes Music Store」みたいに国ごとの事情に左右されないサービスなので、日本語サイトを用意しておいて欲しかったですね。まだ、米国に比べてサイトも少ないと思うので、すぐ作れたと思うんだけどな。Apple日本ってこういうところが昔っから弱いんだよね〜。替わりといってはなんですが、ライブドアがポッドキャスティングのポータルを始めているようなので、しばらくこちらの「livedoor ネットラジオ/ねとらじ ポッドキャスティングβ版」を使うと良さそうです。
さらに、今回の「iTunes」って、携帯電話に関しての拡張も行われたようで、前々に発表されて忘れ去られていたモトローラの「iPod携帯」が登場するのではと騒がれているようです。米国では、発売が秒読みに入ったと見て良いようです。ただし、モトローラの携帯のデザインって、見事なまでにバタくさいアメリカンデザインなんで、シンプルなデザインがうけた「iPod Shuffle」のようにバカ売れするかは、とても微妙だなぁ。日本で発売されてもあんまり使いたくないって言うか...。十中八九ないと思うけど、国内メーカーのどこかがAppleからライセンス受けて作ってくれた方が個人的にはありがたい。ということで、「iPod」は携帯電話の世界でも覇者になれるか、面白くなってきました。
実は携帯電話対応済み?--iTunesの新バージョンに隠されたヒント
Apple Computerのジュークボックスソフト、「iTunes」の最新版には、待望のiTunes互換携帯電話登場を匂わせる手掛かりがいくつか隠されている。
引用先:CNET Japan:ニュース