Etc.
実は奥が深い、「モノを捨てる」ということ。
先日、ニュースで「大量の雑誌で床抜け、重傷 アパート、2時間後に救出」というのがありましたが、記事中の男性ほどではないにしても、自分も毎月数冊の本や雑誌を買い込むたちで、いつの間にか本の山を作ってしまっているので、なんか、この事件は他人事のような気がしません。情報が欲しくて買ってるものだし習慣になっちゃってるのでナカナカ捨てられないんですよね。特に創刊号から買い続けていたりすると捨てる決断をしづらいのです。
そんな時、毎朝、勤め先で強制的に読まされている(社)倫理研究所刊の「職場の教養」という教訓話を集めている雑誌で、初めて心に引っかかる記事に出会いました。「出せば入る」という題で、ベストセラーの「「捨てる!」技術」という本の引用話で、著者、辰巳渚さんが提唱する「捨てるための考え方10カ条」を紹介、実践してみようといった内容です。その記事自体はさほどでもなかったんですが、紹介されている10カ条に引っかかってしまいました。
大量の雑誌で床抜け、重傷 アパート、2時間後に救出
東京都豊島区の木造アパート2階で6日夜、大量の雑誌をため込んでいた男性(56)の部屋の床が抜け、男性が1階の部屋に落下、雑誌などの間に埋まり約2時間後に救出された。男性は全身打撲で重傷。1階に住む無職男性(75)は「上の部屋の床が抜けそう」と警視庁目白署に相談に行っていたため無事だった。
引用先:YAHOO!ニュース:社会ニュース
家の床に大穴を開けないための「「捨てる!」技術」の著者、辰巳渚さんによる「捨てるための考え方10カ条」というのは下記のような内容なんですが、
- 「とりあえず取っておくは」禁句。
- 「仮に」はだめ、「今」決める。
- 「いつか」なんてない。
- 「聖域」は作らない。
- 他人の「とても便利」は、私の邪魔。
- 持っているモノはどんどん使う。
- 収納法・整理法で解決しようとしない。
- 「これは捨てられるのでは」と考えてみる。
- 「しまった」を恐れない。
- 完璧を目指さない。
これを、モノを捨てる時に、順番に考えてみるだけでも、かなり効率よく捨てるモノと捨てないモノを分けられそうです。定期的に購入しているモノ等は、公文書のように3年間の保存期間を過ぎたモノから捨てていくとか、基準を設けるとうまく出来そうですね。後は、必要なモノ以外は買わないようにすれば、部屋の空き容量は増えそうですね。
ただ、この10カ条って、内容自体はとてもシンプルなので、簡単に実践できそうですが、こういうことってシンプルであればあるほど、長期間モチベーション維持して、徹底するというのはかなり難しいですよね。特に、基本的にずぼらな自分にとっては…。しかし、成功すれば雑然とした部屋からは解放される事は間違いないと思います。
ただ、この10カ条、実は「捨てるため」だけではなく、生活や仕事の中で物事を決めることにも言えるような気がしませんか?特に今の時代、スピードアップした仕事環境では物事を決める時は、いかに早く決断できるかが求められています。「即断即決」ってやつですね。
今まで自分がしてきた選択を考えてみると、即決した時の方が、いい結果に至った場合の方が多いと思います。熟考しても、行き着いた結論は最初のインスピレーションと同じだった場合が殆どだったように思えますし、後で後悔したというのは後者の方が多いような気がします。逆に考えてみると、これが出来ないから仕事面や生活面でも成功してないとも言えますね。無駄が多過ぎるし、時間をかけすぎてチャンスを逃しているということなんじゃないかな。自分で書いてて、ちょっと凹んでます。
これをきっかけに、「「捨てる!」技術」読んでみて、今後は出来る範囲で実践してみて、自分の人生の糧にしようと思っているのですが、さて、うまくいくてしょうか。ということで、アマゾンの購入ボタンをクリックじゃ!!