Naga Blog

Movable Type

「MT-Blacklist」でスパム対策してみました。

「Naga BLOG」を作ってから、散発的なトラックバックスパムが送られてきてはいたのですが、ここ数日、トラックバックスパムを連続して数件頂くようになったんですよ。今の所、手動削除で対応できる状態なんですが、他のサイトさんの経緯を考えると、そのうちトラックバックスパムが津波のように押し寄せてくるなと思い、導入を保留にしていた「MT-Blacklist」の導入を決意しました。なんで、保留にしていたかというと、開設以来ずっとコメントもトラックバックも少なかったからです。特に「Type Key」で認証を必要としてからは、少なかったです。こんな、状態ですから、別にイイかなと思っていたんですが、トラックバックスパムまで頂くようになると、さすがに対策に乗り出さなくてはいけなくなってしまったというわけですな。正直、こんな手間かけたくないけど、世の中には、こうまでして儲けたい悪徳業者がいるんですねぇ。お金は海水ですから…。飲んでも飲んでも渇きは癒されないのです。

さて、この「MT-Blacklist」、巷ではけっこう評価が高いようなんですが、「Naga BLOG」に押し寄せてくるスパムにはどれほどの効果があるのか期待です。とりあえず、半年ぶりにコメント欄の「Type Key」認証を外して解放してみます。前みたいに、ちまちまとした削除作業は、もうしなくていいのか。それとも…。

で、いつもの如く導入手順を書いておきます。今回は「Tak's ウエブログ」さんの「MT−Blacklist 2.0b のインストール方法」で書かれている手順で設置しました。プラグインとしては比較的難しい方にはなると思いますが、順序どおりしていけば問題なく設置できると思います。まずは、「MT-Blacklist」をダウンロードして、圧縮ファイルを解凍しておきます。

1.「MT-Blacklist」がBlacklist情報の自動更新を行うために必要なMTの設定を変更します。「mt.cfg」ファイルをテキストエディタで開き、リストの下の方にある「LaunchBackgroundTasks 0」という項目の数字を「1」に書き換えます。保存をして、サーバに上書きします。

2.次に、「mt-blacklist-styles.css」と「mt-blacklist.js」を、サーバの「mt.cgi」と同階層の場所にアップします。パーミッションが自動で設定されなかったら、644を設定して下さい。

3.「plugins」ディレクトリを開き、「Blacklist」フォルダごと「plugins」ディレクトリにアップします。

4.アップしたら「Blacklist」ディレクトリを開き、「mt-bl-load.cgi」と「mt-blacklist.cgi」のパーミッションを755に設定します。

5.今度は「Images」ディレクトリを開き、「Blacklist」フォルダごと「Images」ディレクトリにアップします。

6.全てのアップ作業が終わったら、ブラウザから「mt-bl-load.cgi」にアクセス、「MT-Blacklist」を初期化します。

7.初期化終了を確認したら、「mt-bl-load.cgi」をサーバから削除しておきます。

8.後は、いつものようにブラウザから「mt.cgi」にアクセス。インストールに成功していると一番下の「利用可能なプラグインの設定」欄に、「MT-Blacklist」ができているので、これをクリックして「MT-Blacklist」の管理画面に入ります。

9.左メニューの「Setup」から「Plugin」をクリックして、「MT-Blacklist Master Switch:」のラジオボタン「Active」に変更します。

10.一番下の、「Save Configuration」をクリックすることで、「MT-Blacklist」がサイトに適用されます。

以上です。後の細かい設定は、デフォルトのまんまでも何ら問題ないので分からなかったら、無理して変更しなくてもいいようです。自分は、無精なので問題ないのならと全く変更していません。(笑)

ただ、いいプラグインなんだけど、英語のみちゅうのは操作しづらいのが難点ですね。説明文を訳しながら操作というのは、とってもおっくうです。日本語にローカライズしないかな…、やっぱムリ?

About this entry

このページは、naganagaが2005年2月 2日 12:05に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「早くも、「Movable Type 3.15-ja」にアップデートしました。」です。

次のブログ記事は「トラックバック送信エラーをなんとかした。」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。