Motorcycle
早くも登場、05年型DUCATI999R。
早くもWSB参戦用のホモロゲーションモデルである999Rの2005年モデルが発表されました。ぱっと見は04モデルと変化はないように見えますが、レーサーベースとして細かいところが色々と変わっているんでしょう。
Rモデルにしか与えられない赤いフレームは、イタリアンバイクが好きな人間にとっては憧れですヨ。一度は所有してみたいです。高い価格のモデルになるほど赤の面積が増えるのは、乗る人間の情熱を表しているからなんですかね。
今回の999Rの外観で目立つところでは、アッパーカウルのデザインが変更された事でしょうか。上のライトの左右にあった細長いエアダクトが廃されたようです。現在、WSBで走っている999F04には既にこのエアダクトは廃されていたので、無くなるだろうなとは思っていたんで予定通りって感じですね。市販車の方もライト周りがスッキリした感じになってかっこいいですね。
04モデルの749Rに装着されていた大容量タンクは今回も見送られたみたいです。装着されてたら999F04のフルレプリカになったのに残念。
後、細かいところではライトやミラーの支持類のマグネシウム使用率がさらに上がった模様です。こういう部品の高級化はお買い得感を煽ってくれますが、逆にさらに立ち転けできない仕様になったとも言えます。
エンジンのスペックも若干の変更あり。 馬力が04モデルの102kW(139hp)/10,000rpmから110kW(150hp)/9,750rpm、トルクが108Nm(11kgm)/8,000 rpmから116.7Nm(11.9kgm)/8,000rpmへと、大幅にパワーアップしてます。WSBや、MotoGPのノウハウがフィードバックされた結果なんでしょうかね。スゴイです。
それだけ、日本車との競争が熾烈なんでしょうね。
で、気になるお値段ですが、30,000ユーロのプライスタグが付けられています。1ユーロ135円として約4,050,000円といったところでしょうか。ただ、部品の内容からすると安いとは思うのですが、やっぱり高いなぁ〜。
ちなみに、この999Rを買うとDESMOSEDICI RRの優先予約権がもれなく付いてきます。約6,000,000円ほどの価格らしいので、2台買うと10,000,000円超えるっすか。けど、この広い世界のことだから、いっちゃう人居るんだろなぁ〜。