KSR110に、日本特殊陶業製の｢イリジウムプラグ｣を入れました。これだけ小排気量のエンジンだと、純正で入っている普通のプラグも過不足無いんですよ実はね。
ただ、KSR110はキックでエンジンを始動させるんですが、時々失敗するんです。大排気量のエンジンのように足の骨を折るなんてことはないですが、これだけ小さいエンジンでも軽い捻挫みたいになってしまんですよ。コレがじんわりと痛みが長く続くんで、結構辛いんですよ。何とかしないと1年中右足は痛いままになってしまうので、1発キックの始動性向上を目的として、ちょっと高価な｢イリジウムプラグ｣装着に踏み切ったわけです。

奮発した甲斐があって、効果の程はばっちりとありましたよ。装着前は蹴り下ろす際、ちょっと力が必要だったのですが、もう、始動時のキックが軽い軽い、スコーンと1発でかかります。2ストロークエンジンをキックで始動する感覚に近づいた感じです。これで、足の痛みからおさらばできるかな。
まぁ、これだけでもプラグ換えて正解でした。

それ以外は、110ccという排気量のエンジンなので、乗って分かるほどの変化は無いだろうと思っていたのですが、違いました。
まず、スロットル全開時の息継ぎが無くなった事、きれいに上まで回転領域まで回るようになったんですよ。ゴニョゴニョとした感覚がなくなったので、走って手気持ちイイです。それと同時にトルクも厚くなっているので、発進加速や、巡航時のスピード調整が楽になった事もメリットですね。

おかげで楽しいKSR110が、また楽しくなりました。｢イリジウムプラグ｣って小排気量の方が効果が実感しやすいのかな。F4Sの方もちょっと換えてみようかな。もっと乗りやすくなったら儲けモノだし…、ちょっと考えてみるかな。