Naga Blog

Electric product

MSは格安で携帯音楽プレーヤーを売る気。

うま味のある市場を見つけると、とりあえず参入するMicrosoftが、Appleの「iPod」商法に目を付けたみたいです。天下のMicrosoftは、携帯音楽プレーヤーの分野でAppleの一人勝ちが許せなかったみたいですね。携帯音楽プレーヤーの50ドルっていう値付けに、潰す気満々なのがよく解ります。
今回のMicrosoftの参入でダンピング合戦が始まり、市場は大荒れになりそうな予感がするのは気のせいでしょうか。逆に大荒れにならなくても、成功するまでしつこく参入し続けるので市場を引っかき回してくれるでしょうね。

「iPod対抗プレーヤーは50ドル」とMS幹部

Microsoft幹部は、同社のサービスに対応したiPod対抗の携帯音楽プレーヤーが「iPodと同じくらい優れたルック&フィールで、価格はたったの50ドル」だと語った。

引用先:ITmedia:ニュース

携帯音楽プレーヤーを50ドルで発売するってことは、「iTunes」と同じように「Windows Media Player」から、音楽ダウンロードサービスに接続して購入する楽曲がタダか50セント以下の超激安っていう戦略を考えているのかな。本気でMicrosoftが市場の席巻を狙っているとしたらやりそうだな〜。まぁ、提供される形式はAppleを見習ってWMAだけだろうから、個人的には間違いなく買わないでしょう。mp3やm4aの形式をサポートしてくれたら少しは購入を考えるかもしれないです。

記事中に書いてあった「iPodと同じくらい優れたルック&フィール」という部分なんですが、Microsoftのハードデザインを考えるとどうしても「ペケ箱(X-BOX)」を思い浮かべてします。あのプロダクトデザインは、非常にごっついアメリカーンなデザインで本国以外の国では受けが悪かったのですが、「ペケ箱(X-BOX)」の発売の時、「PlayStationと比べて...」と、今回と同じような事を言っていた記憶がありますので、「iPod」と比較して、Microsoftの携帯音楽プレーヤーの方がデザインが良かったって事にはならない気がします。
同様にフィールという部分も、個人的にはMicrosoftの製品で、正直使いやすいと思ったのは、「インテリマウス」ぐらいでしたからね。後は...。なのであまり期待はできないな〜。

後は、見てくれや優れた操作感より、安けりゃいいというお客がどのくらいいるかでしょうね。安けりゃいいの方に振れるとMicrosoftは、携帯音楽プレーヤーの分野でも1位になれるでしょう。

個人的には、50ドルという本体価格は魅力ですが、買わないではなく、買えないでしょう。だって間違いなく、MacOSXには非対応ですかね。

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このページは、naganagaが2004年5月29日 14:00に書いたブログ記事です。

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