Etc.
あなたの知らない国道。
「デイリーポータルZ」を読んでいて見つけた面白いサイトさんを紹介します。「酷道レポートサイト:国道の真髄を知る」さんなんですが、タイトルを見ただけで分かると思いますが、国道をテーマしています。国道といえば、中央線が引かれ、両側に歩道のついた立派な対面2車線の道というイメージがありますが、このタイトルの酷道という文字に注目して下さい。つまり、酷な道って事です。何となく分かりましたか?
ここのサイトに掲載されている国道は、一般的な国道のイメージとは、ほど遠い国道が紹介されています。どんな道かといいますと、自動車が離合できないほどの幅しかなく未舗装区間がある林道国道はいいほうで、人がすれ違えるほどしか道幅が無く、勾配のきついところは階段があるという登山道国道。途中で道が無くなってしまう獣道国道。農家の軒先や農地をギリギリ走るあぜ道国道など、タイプは様々です。
四国にもちゃんと酷道は存在していまして、有名なところでは国道439号線(通称ヨサク)やこのサイトでも紹介されている国道438号線があります。さすがに国道では四国には登山道国や道獣道国道は存在しませんが、国道439号線も大夫整備されとはいえ、高知県の東津野村〜中村市の区間はあぜ道国道になっています。自動車で行かれる方で運転に自信ない方はバックで100m以上走れる訓練はしておいた方がいいかもしれません。(笑)後、なるべく小さい自動車で行きましょう。ガソリン満タンもお忘れ無く。
先が行き止まりの確率が高い林道とか走るよりも、ほぼ確実に通り抜けられるので、手軽に探検気分が味わえるのが酷道ツーリングの面白いところですね。友達と道に突っ込みを入れながら走ると2倍楽しいですよ。
ちなみに、この手の県道は険道、市道は死道と称されます。管轄する自治体が小さくなるほど道がきつくなるため、こう呼ばれています。四国では酷道より険道方が凄いです。