Political and Economy
国名は「漆」より「日本」がいい。
オリンピック関連のニュースを見てて思ったのですが、なんで日本は、ちゃんとした国名は「日本国」なのに外に出ると「Japan」って通称使っちゃうんですかね。今まで深く考えてなかったのですが、よく考えると何か不思議。やっぱりアメリカとの戦争に負けたからかな?
「Japan」って単語を辞書で調べてみると、
1 漆.
2 漆器.
形容詞 漆(塗り)の,漆器の.
動詞 (ja・panned; ja・pan・ning) 〈…に〉漆を塗る,漆でつやをつける.
[株式会社研究社 新英和・和英中辞典より]
ということなるんてすよね。
そりゃ字のごとく日本って漆器という世界に誇れる伝統工芸を持ってますけど、別に漆まみれの国じゃないし漆器が基幹産業だったのは大昔の話んだけどな〜。基幹産業が、日本の通称名ということだったら、現代だと、「Iron」とか「ElectricProduct」「Car」になった方がいいということになりませんかね? しかし、通称名が「鉄」「電気製品」「自動車」っていうのは「漆」より嫌。
そんでもって「Japan」についていろいろ知りたくなったのでgoogleで検索してみました。いろいろと引っかかった中に、「ウィふり」というサイトの「ウィふり調査団」というコーナーで「Japan」の語源を紹介してました。胡散臭いのから本物っぽそうなのまで8つも説があるみたいです。とりあえず、外国人の都合で付けられた名前であることには違いないですね。
なんか、「Japan」をやめて、「Nippon」にしちゃうとオリンピック等の入場行進の時に後の方になるから「Nippon」にしないなんて事を聞いたことがありますが、民族としての誇りとかアデンティティーより、入場行進なんかの順番が優先されるっていうのもどうかと。これは過去に朝鮮の英語表記「Corea」を「Korea」に変更させ、「Japan」よりも後になるよう仕向けたことが原因みたいです。
個人的には、国際的な公式の場所では「Japan」をやめて、「Nippon」にして欲しいですね。他国との優劣を争うナショナリズムではなく、独立国日本としての健全なナショナリズムを育てていくには、むしろ「Nippon」という表記の方が相応しいと思うのですが、どうでしょう。外国の方にまで「Japan」をやめて、「Nippon」しろとは思いませんけど、少なくとも日本人は海外でも「Nippon」で通すぐらい気概は持ってもいい時期ではないかなぁ〜。でも「Japan」のほうが話通じやすいから結局使い続けちゃうんだろうな。