Motorboxを見ていたら、トヨタマークを付けたスポーツカーの写真があったので、おや、もしかして噂の新型のスープラかなと思い一人ははしゃいだのですが、記事を読んだら違っていました。もちろん、自動車雑誌を賑わしているF1出場記念車でもないので、あしからず。
では、この謎のトヨタのスポーツカーは何者か?全く新しい車種なのかというと、さにあらず。

このスポーツカーは、イタリアのカーデザイナーのジウジアーロ氏率いるイタルデザインのジュネーブショー用コンセプトカーです。ここまで書くと、自動車デザインが好きな人はすぐ分かりますよね。
このスポーツカーは、デザイナーがメーカーに対してよく行う、
｢こんなデザインの自動車のデザイン考えてみたんだけど、商品化するなら、うちでデザインやらしてくんなかなぁ〜。｣
という気持ちは入りまくりの提案デザインってやつです。
しかしながら、イタルデザインが提案するって事はメーカーに何らかの動きがある証拠。もしかしたら近い将来、トヨタのスポーツカーが復活するのかもしれませんね。

で、このコンセプトカー。名前をToyota Alessandro Voltaというそうです。
パワートレーンはハイブリッドで先の東京モーターショーで公開されたレクサスRX400のものだそうです。(つってもこれもコンセプカーでしょ)
V6の3.3リッターのエンジンがミッドシップでマウントされ、このエンジンに電気モーターがパワーアシストします。合計の最高出力は408psで0〜100mが4.06秒という加速を誇り、最高速は250km/hに達するそうです。特筆すべきは燃費で52リットルで700kmも走るそうです。(ちょっと訳がいいかげんなので詳細がわかったらこの部分は訂正します)
乗員は3人とのことですので、恐らく、McLarenF1みたいにドライバーが真ん中に座って、パッセンジャーは斜め後ろに2人座るというシート構成ではないかと思います。

にしても、このスポーツカー、好みです。naganagaの壺はいってます。
ドア後ろの排気口なんて、しびれるデザインです。ガルウィングドアだったりしたらスーバーカーフェロモン出しまくりの車になることは間違いありません。
トヨタさんできればこのデザインでスポーツカー作って欲しいなぁ。おそらくギャラのからみで無理だろうな...。まぁいいさ、結局は高嶺の花には間違いないから...。