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Appleが「Hello Again」と言ったら、それは清算です。

Good-bye Apple Display

純正ディスプレイの開発をやめたみたいです。Appleは先日のスペシャルイベントにてLG製のディスプレイの取扱いを発表してた時点で、もしかしてと思いましたが、やっばりそうだったみたいです。デスクトップ機の売れが悪くなってきてノートブックの方が売れてる昨今ですから、そういう経営判断するのではと薄々は思ってたのですがついにその日がやってきてしまいました。

Apple、純正ディスプレイの開発をやめるみたい

Apple製品とペアで使われる、Apple純正ディスプレイ。若干割高感もありましたが、いつの日かビッグになってMac Proと一緒に購入してやろうと狙っていた人も多いでしょう。しかし海外サイトのThe Vergeでチーフエディターを務めるNilay Patel氏は「Appleが純正ディスプレイの製造をやめるって僕に伝えたよ」とツイートしているんです。

引用元:GIZMODE

今回のイベントでは新型「MacBook Pro」は登場したものの、「Mac mini」や「iMac」「Mac Pro」の更新はなし。で思ったわけですよ。もしかして、近い将来デスクトップ機は「iMac」だけになって「Mac Pro」と「Mac mini」はリストラって事になるのかなと。セパレートモデルを廃止って事にすれば、今売ってるLG製のディスプレイもリストラできますから、ブランドイメージに相応しないデザインの製品を売り続ける事もない。なので、今回の措置は過渡的なものと思えるのです。
そして、残った「iMac」は2つのラインに分かれて、高性能版の「iMac Pro」と「iMac」になるんじゃないかと、ロジックボードは「MacBook Pro」を流用すれば簡単に作れそうですし。今の「Mac Pro」の仕様からみてモニタの背面にハイエンドの性能を押し込む事はそんなに難しい事ではない様な気がします。

あくまで、素人の予想という事でお願いします。予測が当たったら当たったで嫌だなと思う次第であります。

やめるといえば、新型「MacBook Pro」からお馴染の起動音が無くなりました。これからは電源が入っても何も音がしません。なんでも、電源につないだり、ディスプレイを開けたりすると自動的に起動する仕様になった事が起動音を廃止するきっかけになったようです。

その前進はひとつの音も消し去った。さらば、Macの起動音

Macにトラブルが起こった場合の解決方法のひとつであるNVRAMのリセット手順の中に、「起動音が聞こえたらCommand・Option・P・Rを押し続ける」といったステップがあります。

しかし、2016年のMacBook Proでは、「起動音」という言葉がそっくり抜け落ち、電源を入れた直後にキーを押すように指示されています。つまり、再起動や起動時にはなんの音も鳴らないってわけですね。

引用元:GIZMODE

慣れ親しんだ音がなくなるというのもなんだか寂しいものです。

既出ですが新型「MacBook Pro」からはポート類もThunderbolt3/USB-Cだけになり、ファンクションキーも廃されました。だからスペシャルイベントのコピーが「Hello Again」だったのかと納得しましたね。1999年の「iMac」発表時のキャッチコピーも「Hello Again」。この時も従来ポートのADBとか諸々が綺麗サッパリ排除されましたからねぇ。このコピーがAppleから発せられる時は、過去の蓄積が清算される時来たという事なんですね。

個人的には、今回の新型「MacBook Pro」発表は、ジョブズ時代のAppleの様なイノベーティブな製品を出す事は、もはや今のAppleには出来ないのだろうと確信させられた気がします。あくまで、1999年の「Hello Again」の焼き直しであって、あの時の高揚感はあまりなく、なんとなく残念な感じの方が強いですから。多分、これからもなんとなくグッとこない製品を見続ける事になるのかなと漠然と思います。1999年の「Hello Again」のように後の大発展につながってくれるのか、答えは時間だけが知っているのです。

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このページは、naganagaが2016年10月31日 21:15に書いたブログ記事です。

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