Motorcycle
HONDAが、過激なコンセプトの新しいアメリカンスポーツを開発中か?!
HONDAが5年にもわたる開発期間のち、今年1月にニューヨークで発表された「Honda Fury project」の1つとして発売される予定(かもしれない)のアメリカンスポーツの開発情報がキャッチされたそうですヨ。
「Solo Moto Treinta」の記事によると、プロジェクトネームで「RV2」と呼ばれるこのモデルは、HONDAが米国で特許を所得する為に当局に提出した図面から、その存在が判明したらしいです。極太の鋼管フレームと特徴的なホイールが目を引きますが、曲面が多用された車体デザインは、イギリス風のトラッドさを持ちながら、強烈な印象を与えてくれますね。ライディングポジションは、レーサー的な過激さです。
エンジンは、VTXシリーズのモノが使われるようで、排気量は1300cc〜1800ccになりそうです。このエンジンから発生するパワーとトルクを、シャフトドライブで後輪まで伝えます。イタリア製のモーターサイクルのようにリアカウルまで跳ね上げられた排気管は、独特の形状を持つサイレンサーに繋がっています。2-1の集合のようですね。
フロントサスペンションは倒立タイプが採用され、組み合わされるブレーキシステムは、320mmのブレーキディスクと4ポットキャリパーとなっているようです。
トラッドなデザインと裏腹に、かなり過激なモデルとお見受けしますヨ。しかしながら、この「RV2」、特許添付のスケッチ以上の事は分かりませんから、正式に発売されるかどうかも、もちろん不明です。仮に発売になったら、Buellの各モデルとYAMAHAの「MT-01」、「V-MAX」に真っ向勝負となる事は間違いないでしょう。