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Internet Explorer 7、ついに憂鬱の種が現る事が決定。

ここんとこ「Firefox」の猛追をうけてシェアをみるみる落としている「Internet Explorer」の窮地を救うため、Microsoftは次期バージョンの投入を決めたようですね。あまりの急落ぶりと、次期Windowsの「Longhorn」のスケジュールの遅延のお陰で、さすがに「供給しね〜。」って言い続けてはいられなくなったようです。けど、「98」や「me」、「2000」を除外し、「XP SP2」のみってところが、思ったより売れてない「XP」のテコ入れ目的の商売っ気丸出しの消費者不在感たっぷりなのと、自社の内部事情よりも、きっかけが「Firefox」の猛追っていうところが何よりもシェアと売り上げをとっても気にするMicrosoftらしいですね。こんなだと、「Firefox」からはシェアを奪われても奪い返せないと思うのですが、気のせいでしょうか?

次期IEはスタンドアロンで--マイクロソフト、方針を大転換

サンフランシスコ発--Microsoftは米国時間15日、これまでの方針を転換し、同社のブラウザのアップデート版を、Windowsの次期バージョンとは切り離して出荷することを明らかにした。

引用先:CNET Japan:ニュース

記事を読むかぎりでは、夏頃にベータ版が供給(信じている人は少ないと思う)されるようですが、「Longhorn」版の前倒しなのか、6をペースにした急造品なのか気になるところですね。「XP SP2」のみってところが、急造品感をアップさせてくれているように感じますヨ。

個人的には、常用ブラウザじゃない(Windowsでの表示チェック用)ので急造品でもかまわないんですが、CSS関係のバグが解消されて、W3Cのガイドラインに則した形のレンダリングが出来るようになっていると嬉しいですね。できれば文字の位置問題に関して他のブラウザーに歩み寄っていてくれるかな。

とは、全く期待していませんけどね、だってあそこの会社のスタンスは「覇権握っているのはオレだ。オレに合わせろ。」ですし、「バグではない仕様だ。」って言い切っちゃうわけですから…。多分、現バージョン並みの穴だらけバグだらけの筈で新たな問題山積っていうのがオチのような悪寒。後日パッチもドハドバかななんてね。後、今のバグ回避スキルが使えるかどうか不安です。使えないのも出てくるような気がします。新しいバージョンが発表されるとWebデザイナーを憂鬱のずんどこに叩き落としてくれるのも仕様なんですかね〜。まぁ、あくまでWindowsでの表示チェック用なんで、とりあえず、IEシェアの推移やバク回避のTipsの状況見ながら、いつアップデートするか決めようと思っています。

ふと、思ったのですが、この発表って、「Longhorn」の更なる遅延って事も含まれているような気がするんですが、それは考えすぎでしょうかね。「MacOSX 10.5」で「Longhorn」と対決かと思っていたのですが、「10.6」になるのかな。だとすると機能面で「Longhorn」を追い越してそうです。まぁ、それでシェアが逆転なんて狂信的なMac信者ような妄想は間違ってもしませんけどね。細々とマイノリティーを楽しむのが正道です。

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このページは、naganagaが2005年2月16日 19:16に書いたブログ記事です。

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