Naga Blog

Motorcycle

日本車600ccを迎え撃つTRIUMPHのストリートファイター。

TRIUMPH URBAN DAYTONA

久しぶりの「Motor Box」ネタです。記事によると、ヨーロッパ系のメーカーの中で、日本車的なハイパワー車を多くラインナップする「TRIUMPH」に、また新しい車種が一つ加わります。とっていも、完全な新型ではなく、元々とあったモデルの外装を変更した派生車なんですけどね。「URBAN DAYTONA」って名前なんですが、もう名前を読んだだけで、ベース車がなんであるのか分かっちゃいますよね。変に名前を変えるより、こうストレートな方が、買う側が、どういう車種なのか分かり易いっていうメリットがありますね。スーパースポーツから外装を変えただけのモデルであるストリートファイター系だって事の主張は十二分に出来てると思います。

名は体を表すというのか、この「URBAN DAYTONA」って、実際に前半分カウルを取り去り、ラジエターカバーを装着、ライト周りに上級モデルの部品を使い、ベースとなった「DAYTONA 650」を単にカウルレスにしただけです。カラーリングの変更で別モデルらしく見せているって感じです。上級モデル「SPEED TRIPLE」や、「SPEED FORE」と同じで新たにデザインをおこさず、お手軽作りましたって感じにですね。客の目から見て、こういうメーカーの姿勢は好き嫌いが分かれると思いますが、メーカーにとっては下手にリデザインしてリスクとりたくにないという気持ちは分からんでも無いです。ただ、個人的にはマイナスのイメージを持っちゃいますね。まぁ、メーカー自身がつくったカウルレスの改造車っていうつもりでいれば、気にはならないかもしれませんね。

後、前々からなんですが、個人的には2眼ヘッドランプの上に付く「トンマ天狗」(超古)の頭巾のようなビキニカウルがいただけないですね。もう少しどうにかならないのかと思ってしまいすが、「TRIUMPH」は、新型が出てもこの頭巾カウルをやめないところをみると、かなりお気に入りの様子、イギリス人とは「かっこいい」という基準が違うようです。

エンジンは、「DAYTONA 650」の4気筒エンジンをそのまま積むのではなく、旧バージョンの600cc版を積むそうです。12,750回転で110psのパワーを発生し、11,000回転で68Nmの最大トルクを発生させるんですが、650cc版を積む「DAYTONA 650」とパワーで4ps、トルクに至っては同じという、ちょっと?な性能です。「DAYTONA 650」の+50ccっていったい何ってことになりませんか。600cc版の在庫が余っているのかな〜と、余計な心配をしてみる。

その他の足回りやブレーキは「DAYTONA 650」と共通です。まぁ、ストリートファイター系ですから、素のモデル同じものというのはお約束ですからね。それは踏み外してはいけないのです。

現在、国内で流通しているのは「DAYTONA 600」なんですが、値段が105万円と比較的安い値付けなので、それよりは若干下回る可能性は高いと思います。恐らく外車としては安い部類に入ってくると思うので、とにかく外車に乗ってみたいという人にはいいかもしれません。後は2眼ヘッドランプと頭巾カウルを好きになれればですが...。自分はムリです。

About this entry

このページは、naganagaが2005年2月 5日 12:17に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「スパム対策のその後の経過。」です。

次のブログ記事は「「Movable Type 3.151-ja」ですか、そうですか。」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。