Electric product
CDやDVDは生ものなので腐ります。
CDやDVDが年次劣化(腐る)で使えなるなるという話は知っていたのですが、「HOTWIRED」で「CDやDVDの寿命は意外に短い?」という記事を読むと、日常生活の中でCDやDVDを保存していくというのは意外と難しいことなのかもしれません。手荒く扱っていてもOKというイメージを持っていたのでいすが、レコード時代のように平積み不可で、ケースから取り出す時や保管場所に気を付けていないといけない、デリケートなメディアだったようです。
実際、CDが市場に登場した時に発売されたものは、かなりの確率で腐っているみたいです。その頃に大枚はたいて買った友人のCDは腐りかけていたので、慌ててリッピングしてCD-RとHDにバックアップをとったそうです。何枚かのCDはトラックが読めなくなっていたそうです。
モノがでかいレーザーディスクなんかだと、もっと腐っている確率が高いそうで、昔買ったBOXの半分が腐っていたのには驚いたそうです。また、タイミング良くDVDでそのBOXが再発売されたので買い直したそうですが、同じ光メディアでDVDもそうなるのではないかという機具は払拭できないそうです。腐るたびに買い直すのは精神的にも金銭的にもダメージが大きいみたいですね。
ということはですよ、違法コピーされるのイヤーンということで、コピープロテクトを掛けているCCCDやDVDとかは、ユーザーが買ったコンテンツのデータを別のメディアで保守する権利を奪っていることになりませんかね。劣化保証を付けて、腐った場合は新品と交換してくれとまでは言いませんが、どうにかならないですか、著作権流通者の皆様。
「腐ったのは貴方の管理が不十分だったのです。残念でした買い直して下さい。」じゃ酷いと思うけどなぁ。コレが腐ったのが絶版品だったら買い直すことすらかなわないわけで…。
著作権流通者の皆様がコピープロテクト解除ソフトやP2Pソフトを目の敵にして排除しようとしている現在、最終的には消費者自身では腐った時の予防は不可能になり、解決策は「買い直せ。」しか選択肢が残らないということになるのかな。もう、お金が出ていく一方やね。
「米連邦地裁、DVD複製ソフトは違法と判断」みたいな記事読むと余計に暗くなります。