我らがiCEOのスティーブ・ジョブズがアップルに復帰する前は、もはや後はつぶれるだけと言われ、買収話に事欠かなかった事が本当に笑い話になるときが来たことに、まず、感謝。
しかし、この短期間で、あそこまで酷かったアップルの財政を好転させるとは、彼の経営手腕は本当にスゴイです。
平行して経営しているピクサーも好調で更に更にスゴイです。

米アップル、負債ゼロに　過去１０年間で初めて

　【ニューヨーク１８日共同】｢今日は記念すべき日だ｣−−。米パソコン大手アップルコンピュータのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者（ＣＥＯ）は１８日、全社員にあてた電子メールで、過去１０年間で初めて同社の負債がゼロになったことを明らかにした。

　主力のパソコンのシェア（占有率）低下や価格競争で、同社の負債は１９９７年には１０億ドルに。ハイテクバブル崩壊や景気低迷による販売不振が追い打ちをかけ、業績も一時は赤字に転落した。しかし、最近は携帯音楽プレーヤー｢アイポッド（ｉＰｏｄ）｣の大ヒットもあり業績は回復、電子メールによると、最後に残っていた３億ドルの負債を１８日に支払い終えたという。

　ジョブズ氏は｢いい気分だね｣とメールを締めくくっている。

引用先 YAHOO！ニュース(共同通信)：経済総合ニュース

今思い返してみると、スティーブ・ジョブズがアップルを追放され、革新的な技術をどう使っていいか分からない会社になってしまった事がことが全ての始まりでしたね。
ちまたでは、二代目CEOのジョン・スカリーを最大のA級戦犯のように言う人がいますが、彼はジョブズの残した技術をうまく商売に結びつけていたので、自分はそんな悪いとは思ってません。
最大のA級戦犯とは三代目CEOのマイケル・スピンドラー、この人がアップルをジリ貧に追いやった人物です。　彼の時代に魅力的なコンピュータを市場に送り出せなくなっていたアップルのシェアは急落したのでありました。
マイクロソフトにとっては躍進を陰で支えてくれた功労者ともいえる人ですね。
ゲイツちゃんは彼に足を向けては寝られないはずです。
四代目CEOのギル・アメリオもがんばったのですが、なかなか業績を好転させることが出来ず、この後、五代目CEOとしてスティーブ・ジョブズが復帰するわけです。
それからは、一進一退を繰り返しながらも、ヒット商品を生み出して借金完済の日を迎えたわけですねぇ。紆余曲折とは、アップルのためにあるような言葉だな。コリャ。

まぁ、1ユーザーとしては、いつ潰れるかというスリルを味わえなくなるのはちょっと寂しい気もしますが、とりあえず、安心してMacを使い続けられるということで良しとしましょう。(オイオイ)
なんにしても、めでたいのぉ〜。(^_^)