Naga Blog

2008年3月18日 Archive

チベット暴動で、中共政府による虐殺の疑いがある鎮圧が現在進行中。こんな国でオリンピックをするの?

3月11日頃から不穏な動きがあった中華人民共和国(以下中共)チベット自治区なんですが、ついに暴動にまで発展し、人民解放軍が鎮圧に乗り出している状態です。

なぜチベットでこのような大規模な暴動が起こったのか簡単に説明しますと、1940年代までは独立国家であったチベットは、1951年に中共の軍事侵略を受け占領状態となり、それ以後、チベット民族の伝統的分布範囲は全て中共の領土とされ、二つの省級の自治体と、隣接する3省に分属する4つの自治州に分割され、現在も中共の統治下となっています。

1955年から1959年にかけて、中共の占領、併合に反対するチベット人が蜂起し、チベット動乱が勃発。その混乱で十数万人のチベット難民が発生しました。その後、チベットは自治州として一見安定を取り戻したように見えたものの、その裏では中共による苛烈なチベット文化の破壊と民族浄化が行われ、それは現在も続いています。こういった長年続いた中共によるチベットへの抑圧が、入植してきた中共人との格差の拡大とも相まって一気に爆発したのが、今回の暴動というわけです。

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